保証修理の申請方法について

こんにちは、アーロンチェアの庄文堂、近内です。

ハーマンミラー社の製品には1~12年の品質保証制度が付帯しております。

その仕組みと方法について確認していきましょう。

適用条件について

まず、12年保証はなんでもかんでも対象になる訳ではありません。

※シリンダーはガス圧のため2年間です

保証適用かどうかは全てハーマンミラー側がジャッジしますし、適用となる条件も勿論設定されております。

その1)ハーマンミラージャパンの正規販売店から直接購入された製品(新品)であり、かつ利用されているご購入者ご本人からのご要望であること

これはよく問合せを受ける項目ですが、中古は対象外となります。

プレゼントの場合は購入時にお申し出頂く事で対応可能です。

この項目って結構ユーザー的には判断しにくい箇所があって難しいなぁと思う部分なんですが、一次代理店と二次代理店の区別がつかないですよね。弊社は一次代理店ですので、有償修理が発生した場合はメーカーの修理と同じ金額でご案内します。

ここが二次代理店だった場合、真ん中に一社入っていますので、マージンが加算されますね。

法人として活動している以上、利益0もしくはマイナスになるような事はしませんので、二次代理店だと間違いなく加算されるでしょうね。

ちなみに有償修理として一番多いのはシリンダー交換です。

保証内修理で預かった際、シリンダーのガス圧レベルを測定したら低下していたため、ついでにシリンダーを交換する。というケースが多いです。

その2)お客様で製品の分解や改造がされていないこと

これもよくお問い合わせ頂きますね。

「アームは外せますか?」というお問い合わせが多いです。

物理的には外せますが、保証対象外となります。

その3)製品の設置および使用方法が正しくおこなわれていること

何度か確認しているケースとしては「犬猫等ペットにメッシュや布地を破られてしまった」でしょうか。

いざ預かったら犬猫の毛がびっしりというパターンもありましたね。

あくまでオフィスチェアですので、メーカー側の想定する使用方法以外で発生した不具合は保証対象外です。

ハーマンミラーメンテナンスの保証修理の案内ページ

修理する場所はハーマンミラーメンテナンスです

ハーマンミラー製品の修理は全てハーマンミラーメンテナンスで行います。

よく修理の際は「仙台まで発送するのでしょうか」とお問い合わせ頂きますが、施工は全てハーマンミラーメンテナンスです。どの代理店で購入しても同じです。

作業自体はメンテナンスが行いますので同じですが、まあただ、メンテナンスとのやり取りは代理店が行いますので、慣れや知識によって案内のレベルは違うと思います。

メンテナンスは都内近郊にございますので、訪問対応可能なエリアもございますが、大多数のエリアはお預かりでの修理対応となります。

お預かりからお戻しまでの目安は4週間前後です。

ご自身で交換できるパーツはハーマンミラーメンテナンスから直送となります。

直送のパーツはマニュアルが付属しておりますので、簡単に交換可能です。

まずは購入店に連絡を

肝心の申請方法ですが、まずは購入した代理店に連絡していただくようになります。

申請のやりとり、ハーマンミラーメンテナンスとのやり取りは全て代理店が行います。

弊社では最低12年間は購入情報を保管しておりますので、ご連絡頂き、購入時の名義確認が取れ次第、すぐに保証申請に移れるようにデータを整備しております。

製品に貼られているシリアルナンバーシールの写真や該当箇所の写真を頂くようになります。

最大12年間の保証ですから、購入時とお住まいが変わっている方もいるかと思います。

連絡を頂きましたら、申請に必要な情報のご案内いたしますので、その案内に従って申請の準備・実際の申請を進めていきます。

ご自身で交換するようなケースの場合ですと、タイミングにもよりますが2~3回程度のメールのやり取りだけで手配が完了するケースもあります。

修理申請と聞くと少しおっくうになるかもしれませんが、お気軽にご連絡頂ければと思います。

最後に

いかがでしたでしょうか。

これから各椅子ごとに修理事例などを挙げて紹介していきたいと思います。

それではまた次回。