アレキサンダー・ジラード展ー彼の独創的なビジョンが生み出した世界 が開催されます。

ハーマンミラージャパンよりこちらのニュースが届きました。

ハーマンミラーストアの5周年記念。
アレキサンダー・ジラード展-

彼の独創的なビジョンが生み出した世界

開催のお知らせです。

日時 10/24(土)~11/7(土)

時間 11:30~20:00

場所 ハーマンミラーストアー 東京都千代田区丸の内2-2-1 丸の内 MY PLAZA

電話 03-3201-1840

 

概要

ハーマンミラーストアの5周年にあたって、ハーマンミラーとマハラムはこの偉大なデザイナーの生涯と功績を称える特別なポップアップイベントを開催します。
「アレキサンダー・ジラード展 ― 彼の独創的なビジョンが生み出した世界 (Alexander Girard: An Uncommon Vision)」は、

10月24日(土)に始まり、11月7日(土)まで一般公開されます。ハーマンミラーのアーカイブから厳選したテキスタイル、
小物、家具を展示し、来場者は他に類を見ない一連の作品に触れることができます。
ジラードの新しい家具やシルクスクリーンパネル、マハラムの張地を貼ったハーマンミラーの限定商品、ジラード財団公認の幅広いデザインや商品が購入可能です。
そして、ジラードの幻想と魔法の世界を体験できるでしょう。

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アレキサンダー・ジラードとは

アレキサンダー・ジラードは、1952年にハーマンミラーのテキスタイル部門デザインディレクターに就任しました。その当時、特にオフィスで使われるファブリックといえば、実用的で単調な無地のものばかりでした。「明るい原色を見ようものなら、人びとは気絶するほどびっくりするのです」とジラードはその当時コメントしました。

ハーマンミラーで自分自身を表現する自由を得たジラードは、原色と簡潔な幾何学模様、そしてユーモラスなタッチを駆使してデザインに喜びとおおらかさを注ぎました。
ハーマンミラーで部門を率いていた間にジラードが生み出したテキスタイルデザインは、
配色、ウォールペーパー、印刷物、ファニチャー、オブジェクトなど、300点を超えています。
ジラードは1973年までハーマンミラーで活動しました。
装飾パネルファブリックのシリーズでAction Officeシステムにいきいきとした趣を加えたのも、ジラードです。

ニューヨークで生まれ、フィレンツェで育ったアレキサンダー・ジラードは、ヨーロッパで建築を学び、
1920年代後半から建築やインテリアデザインの仕事を始めました。
1949年にはデトロイト美術館で開催された「For Modern Living」展を監修しました。
これは大戦後のモダニズムに賛辞を送る展覧会でした。
ジラードとチャールズ・イームズの交流が始まったのは1940年代です。
2人が偶然にもほとんどそっくりのラジオキャビネットをデザインし、さらにどちらもプライウッドチェアで試行錯誤をしていたことがきっかけでした。

ジラードの名声は、1959年に手がけたニューヨークのレストラン、ラフォンダ・デル・ソルの趣きのあるインテリアデザインで一気に高まりました
。内装、グラフィック、食器、スタッフのユニフォームまで、
レストランのエクスペリエンスのすべてをジラードがデザインしたのです。
また、1960年代半ばにも、ブラニフ航空のためにロゴからラウンジファニチャーまでなんと17,543点ものアイテムをデザインしました。

ジラードの果敢な、時には既存の概念を打破するようなファブリックのデザインは、未来へのビジョンではなく、
世界中のフォークアートへの愛情にインスパイアされています。ジラードは自ら「おもちゃ」と呼ぶアートに情熱を傾け、
世界中を巡っておよそ106,000点ものオブジェクトを収集しました。
カラフルで変わったオブジェクトにインスパイアされていたジラードのデザインは、
私たちを今でもインスパイアし続けています。 (ハーマンミラージャパンHPより引用)

作品

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Girard Color Wheel Ottoman

 

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Girard Hexagonal Table

 

 

当日はジラードの新しい家具やシルクスクリーンパネル、

ジラードデザインによるマハラムのテキスタイルを張ったイームズやネルソンの5周年限定商品などが販売されるみたいです。

興味のある方は足を運んでみると面白いと思われます。