アーロンチェア 何が違うの?どう選ぶの?

こんにちは、アーロンチェアの庄文堂、近内です。

今回はアーロンチェアの選び方についてお話します。

今まではあまり詳しく書いてしまうという部分で少しひっかかりがあったので書いてきませんでしたが、最低限の部分だけでも書こうかと思います。

※後日ライトシリーズについても書いています

たくさん種類があるけど何が違うの?

これはよく頂く質問です。

結論から申し上げますと、ライトシリーズ以外は機能・性能は同じです。

一部パーツの素材が違うだけですね。

現在は3つのカラーで展開されており、グラファイトカーボンミネラルの3色が基本です。

その中で、ベース(脚部分)の素材が樹脂のもの(ツヤ無し)、素材がアルミダイキャストに塗装したもの(ツヤ有り)などに分かれます。

他にも、ベース部分がアルミダイキャストで研磨のみを行ったポリッシュドアルミニウムというモデルがあります。

弊社で展開しているポリッシュドアルミニウムモデルは全てアームパッドが本革です。

ちなみに本革のアームパッドは保証対象外ですのでお気を付けください。

 

また、ポリッシュドアルミニウムは研磨しているだけです。

そのため、普通に使っているだけでも空気に触れているので、くもりや錆が発生します。

まだリマスタードがリリースされて4年のため、そこまで酷いケースは確認できていませんが、旧アーロンチェアでは糸状腐食が発生した個体も確認しています。高い湿度の環境下で発生します。

対応策として、数か月に1度は粒子の細かい研磨剤で磨くと輝きを維持できます。商品名はここでは書けませんが、研磨剤の銘柄まで知りたい方は連絡ください。

※紙・布ヤスリはダメ!ゼッタイ!(違法薬物もダメ!ゼッタイ!)

そういう作業も含めて楽しめる方にお奨めです。

 

ちなみに以前弊社のブログではハーマンミラー社が紹介しているお手入れ方法に則って、「ポリッシュドアルミニウム用のワックスを塗布」と紹介していましたが、実際は上記のような対応で問題ありません。

ポリッシュドアルミニウム用のワックスって何なんでしょうね・・

アメリカとかでは売ってるんでしょうか。

 

グラファイトカラーのベースは樹脂のもののみ、カーボンのベースはアルミダイキャストに塗装をしたもののみ、ミネラルのベースは樹脂のもののみを扱っています。

昔は価格を抑えて提供したいという事で、カーボンのベースが樹脂のものも扱っておりましたが、現在は通常在庫での展開をしておりません。

今扱ってないものでも取り寄せる事は出来ますので気になる方はお問い合わせください。

 

これらのような各パーツの素材・仕様により金額が変わります。

 

ミネラルカラーはコロナ禍のテレワーク増加によりお問い合わせが増えています。グラファイトだと重すぎる印象を受けるため、部屋のトーンに合わせて明るい色が良いというケースですね。

気を付けなくてはならないのは、ミネラルは色移りしてしまうという事です。

ジーンズが危ないですね。メッシュにもフレームにも藍色がうつります。

消しゴムである程度落せるケースが多いですが、広範囲になることと、完全には落とせないため、ジーンズをよく穿いて座る予定の方は避けた方がいいです。

加えてキャスターの仕様によっても金額が変わりますが、それについては次項で説明させて頂きます。

 

また、前述したライトシリーズは機能を絞ったうえで、価格を抑えて販売しているエントリーモデルのような立ち位置です。

販売価格(リテールプライス)が通常のモデルと比べて2倍ぐらい違いますが、定価はそれなりにします。

ライトシリーズについてはまた別な機会に説明いたします。

※続きを書きました

キャスターについて

キャスターは2種類、ナイロン製のBBキャスターとウレタン製のDC1キャスターがございます。

ナイロン製はカーペット用、ウレタン製はフローリング/カーペット兼用で設定されています。

一般的にウレタンキャスターは傷予防として販売されている事が多いですが、アーロンチェア自体の重さに加え、そこに座るユーザーの自重も考慮すると、100%傷を予防することは出来ないと考えています。

そのため、傷予防という観点から見ると、カーペットの使用を推奨しています。

ウレタン製キャスターはキャスターが走りすぎてしまうことに対する、滑り止めとして販売されております。

サイズが3つあります

アーロンチェアはサイズ展開がある珍しい椅子です。

これは、多くの椅子が5~95パーセンタイルの体格をカバーしているところ、3つのサイズ展開をすることにより、1~99パーセンタイルの体格をカバーするためです。

しかし、この3つのサイズ展開により購入時に混乱する方が多いのも事実です。試しに座る際、しっかりとした知識のある状態で座らないと、「こんなもんかな」という感想で終わってしまうのではないでしょうか。

これはとりあえずBサイズでいいかな?的な部分が影響していると思いますね。

特にAとBサイズ、ここが難しいです。

ショールームで色々な方のケースを見ている分には、私の経験上、AとBのボーダーラインは167cmぐらいでしょうか。

※あくまで目安ですのでご了承くださいませ

脚の長さや胴回りによってAとBどちらを選択するかという話になってくるのが167cmぐらいの方が多いです。

ちなみに耐荷重の話をすると、Aサイズは136kg、BとCは159kgですが、後述する椅子の選び方では、体重ありきで選びません。

Cサイズ以外は、100kg超えるとシリンダーに負担がかかるためガス抜けが通常よりも早く発生するとみています。

Cサイズは目安180cmといったところでしょうか。

サイズの選び方は?

肝心のサイズ選びについてです。

まず、ハーマンミラー社製のオフィスチェアにはポスチャーフィットという腰のサポートが導入されています。

アーロンチェアのポスチャーフィットは外付けでパッドになっておりますが、セイルチェアやミラ2チェア、エンボディチェアなどのアーロン以外の椅子は設計の段階から出っ張るようにデザインされています。

簡単に言うと、着座姿勢をとった際に、斜めに傾いてしまう仙骨・骨盤を後ろから支え、傾いている状態から立たせる事によって、根本からまっすぐにし、猫背を予防しましょうというサポートです。

このサポートの恩恵を受けるためには椅子に深く座る必要があり、極端な話、深く座ってサポートの恩恵を受けないのであれば、別にハーマンミラー社の椅子でなくてもいい話かなと思います。

上記のポスチャーフィットに腰を当てるために深く座って頂きますが、その際に、フレームの先端に脚が当たってしまって痛くなければサイズ的には問題ありません。

フレームに触るぐらいであれば問題ないですが、当たって痛いとなると、血流の阻害となりますので避けてくださいね。

座面中央部、お尻側のメッシュの端から先端のフレームまでを計測した数値では、Aサイズが約44cm、Bサイズが約46cm、Cサイズが約50cmです。
先端が下がっているので体感は1cmぐらい短いとは思います。
座ると自重でメッシュが沈みますのでなおさら難しいですが、参考までに。

前述した耐荷重の部分の話に戻りますが、100kg超えてるからCという選び方は腰のサポート的にマッチしないケースが多いので、座面のサイズを優先してください。

 

ちなみに私は身長182cmでちょうどBとCのボーダーライン上の体格です。

私は、すこ~し、ほんの少しですよ!脚短いんでBサイズです。

 

サイズ選択時のケースとして、Bサイズで奥行はOKなんですが、肩幅に対してアームが少し外側にあるという場合があります。Bサイズの横幅が広く、アームを使用する際に腕が広がって負担がかかるため、Aサイズの方がマッチする事もあります。

机の天板に対して高さが合わない事も多いですね。

フットレストの使用も視野に入れていく必要があると思います。

私個人としてはフットレストはあまり好きではないのですが、デスク天板に合わせたことによって脚が浮いてしまうのであれば、使用やむなしといったところでしょうか。

最後に

いかがでしたでしょうか。

基本的には座面でサイズを選び、腰のサポートの恩恵を受ける事が重要かと思います。

もちろんそれだけでは無いのですが、私としては絶対的な部分はそこかと考えています。

そもそもの作業姿勢やデスク周りの環境によってはアーロンチェアが絶対という事ではありません。

コロナ禍でテレワークが増え、ショールームで色々とお話をさせて頂く中で、セイルチェアミラ2チェアといったアーロンチェアよりも安価なモデルに変更し、浮いたお金でモニターアームなどの周辺機器も揃えるというケースも非常に多いです。

椅子だけではないですからね。

以前の記事でも紹介しましたが、ノートパソコンでずっと下を向いて作業をして、首が痛いという事で椅子を見に来る方が多いです。

でもこれは、モニターの位置の問題ですので。

そういう場合にはラップトップマウントなどをお勧めしています。

一番簡易なものはオリプラですね。

私は慣れてしまっていて麻痺していますが、椅子としては明らかに高い部類ですよね。

分からない事も多いかと思いますので、お気軽にご相談いただければと思います。

それではまた次回。