リクライニング硬さ調節のポイント

こんにちは、アーロンチェアの庄文堂、近内です。

リクライニングの硬さ調節のお問い合わせをたまに頂きます。

あらためて見返すとリクライニング硬さ調節に言及している記事がなかったためご紹介いたします。

なぜリクライニングをする必要があるのか

そもそも座るという行為自体、身体に負担がかかる行為になります。

背もたれに寄りかかって110度ぐらいに開いている状態と、前傾で80度ぐらいに傾いている状態では、筋肉・椎間板への負担は大きく異なります。

さらに、座る事により、股関節・膝と2か所に屈曲が出来てしまいますね。

そこで血液の循環が悪くなり、むくみやだるさが出てしまう事に繋がっていきます。

その負担を減らすためにも、意図的に動くことをお勧めしています。

なぜリクライニングの硬さを調節するのか

実際に試して頂けると分かるのですが、ハーマンミラー社のリクライニング硬さ調節はかなり幅があります。

柔らかい設定から硬い設定まで、体重が軽い方から重い方までですね。

車に乗って運転するときに、シートの高さを調節して背もたれの角度調整もしますよね。

それと一緒で作業をするために適切な設定が必要です。

リクライニング硬さ調節のポイント

分かりやすくするために、最初はわざと合わない設定にしてから徐々に合わせていくのが良いかと思います。

私が推奨している合わせ方なので、ほかにもっといい合わせ方があるかもしれません。

いや、あると思います・・

まずはじめに、リクライニングの硬さ調節レバーをマイナスいっぱいまで回してください。

そうすることにより軽くなります。

体重によってはこの状態で座るとひっくりかえるぐらいになりますので、気を付けてくださいね。

手で押しても軽いのが分かるので、明らかにアレな場合は硬めからスタートでも良いです。

この軽い状態でリクライニングをして、上体を起こして戻る時、自分の力で戻っているのであれば、軽すぎます。

自分の力で戻るという事は、自分の腹筋を使って無理矢理起きている状態です。

この状態からどんどんプラス方向にレバーを回し、ある程度自分の力では無く、誰かが後ろからちょこんと押してくれているような戻り方になるまで調整してください。

これでOKです。

最後に

いかがでしたでしょうか。

腰・膝・足首が安定した状態で快適なリクライニングが出来ているようになると思います。

このリクライニングを定期的に行い、姿勢を意図的に変える事が大事です。

それではまた次回!