セイルチェアの保証修理事例

こんにちは、アーロンチェアの庄文堂、近内です。

保証修理の申請方法を紹介した記事の中でも言及しましたが、各椅子ごとに保証修理の事例を紹介していきたいと思います。一部お客様から頂いた修理ケースの写真を掲載しながらご説明させて頂きます。

今回はセイルチェアです。

庄文堂の修理実績は

あくまで電子化している記録だけの数になりますが、弊社の累計取引件数(台数ではありません)は2021年12月現在約21,000件、保証内修理の件数は約1,600件ほど対応させて頂いております。

セイルチェアはそれなりに修理実績がありますが、ほぼアームパッドです。

アームパッドの破損

セイルチェアのアームパッドは芯が入っていて、先端5mmには芯が入っていません。

これ、昔は10mmだったんですね。

3年ぐらい前だった気がするんですが、芯が入っていない部分が短くなった事で、最近の個体はこのような症状は聞かないですね。

単純にまだ日が浅いのもあるかと思います。

アームパッドは左右で該当するアームパッドをお送りし、ご自身で交換頂くようになります。

短くなる前のアームパッドが片方壊れた方は両方交換となります。

アームレストのボタン

アームレストには高さ調節をするためのボタンが付いています。

これは4年ぐらい前の個体から付いています。

上に押し上げながら動かすのですが、これが上に押し上げた際にボタンが外れるというケースがございます。

ケース的には少ないと思いますが、頻繁に上げ下げする方の場合、発生する可能性は高いのではないでしょうか。

リクライニング時の異音

他の椅子でも書いていますが、セイルチェアの場合はグリス切れやネジの緩みというよりギアずれが多い印象です。

他の椅子もそうですが、前傾チルトの設定の際には一度リクライニングをして荷重を掛ける必要があります。その作業があまかったりすると変にギアが噛むことがありますね。

ちょっと動きがおかしいなんて場合は、右手側のリクライニング硬さ調節レバーを少し回すと正常に戻ることもあります。まあ、この挙動が異常なんですけどね。

ちなみに正直に書くと、購入頂いてすぐにギアずれを起こして異音が鳴るケースが多いのもセイルチェアです。

輸送中の縦揺れでズレているんだと思います。

ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、日本全国に配達するルートを持つ業者さんは、県をまたぐ移動を他社に委託しているケースが多いです。

配達を担当する支店まで届けるまでに、その分積替えが発生しています。

そんな積替えぐらいで異音が鳴るのかって思われると思いますが、これがほんとに起こるんですよね。

異音が鳴るという動画を送ってもらって、返送してもらった製品が全く異音が鳴らなかったというケースも多々あります。

セイルチェアだけ特別チルトがナイーブな気がします。

ここ数年で異音予防のプラスチックの板がチルト内に入るようになりましたが、それでも発生しますね。

発生した場合はお預かり、もしくは訪問での対応となります。

前述した納品後すぐのケースは勿論対応しますのでご安心ください。

間違いがないものが届くまで確実に対応します。

最後に

いかがでしたでしょうか。

使っていれば何かしらの不具合は発生します。

何かあればお気軽にご連絡くださいませ。

それでは、また次回。