こんにちは、アーロンチェアの庄文堂:お客様担当 近内です。
【アーロンチェア ポスチャーフィット フル装備 Bサイズ グラファイトフレーム グラファイトベース クラシックペリクル】【アーロンチェア ライト Bサイズ 固定アーム 前傾無し】など、アーロンチェアの販売ページはどれがどれで何が違うかさっぱりわからない。というお声を何度か頂きました。今回は、アーロンチェアについてこの呪文みたいな商品名をご説明いたします。アーロンチェアライト、アーロンチェアリマスタードは後日紹介いたしますね。
【共通するもの】【選択するもの】【選択によって仕様が変わるもの】の組み合わせ
【共通するもの】
アーロンチェアのどれを選んでも共通する機能をご紹介いたします。これらの機能が付いているものが所謂「フル装備」です。
1)上下昇降調節
座面の高さを調節する機能です。足の裏をしっかりと床につけ、背中が背もたれにしっかり接着するように深く腰掛けてください。
2)リクライニングの硬さ調節
リクライニングの硬さを調節できます。50~60回まで回して、細かい調節が可能です。使用中は適度にリクライニングを行うことをおすすめします。
3)アームの角度調節
アームの角度を調節できます。
4)アームの高さ調節
アームの高さを調節できます。肘が直角になるように調節するのがポイントです。角度がついた不自然な状態でタイピング等を行っていると、腕の重さ(平均約4キロ)が全て手首にかかり、腱鞘炎になることもあります。
5)リクライニングの範囲調節
リクライニングの範囲を調整できます。
6)前傾チルト調節
前傾チルトのオンオフを切り替えできます。
【選択するもの】
この選択するものが一番分かりづらいと思います。
1)フレームの種類
グラファイトカラー、チタニウムカラーの2種類が選べます。
2)ベースの種類 ※2017/03/03 一部内容を訂正致しました。
グラファイトフレームを選択すると、グラファイトベース、ポリッシュドアルミニウムベースのどちらかが選べます。
チタニウムフレームはチタニウムベースで固定されます。
3)ペリクルの種類
クラシック、タキシード、ウェーブの3種類の柄から選べます。
チタニウムを選ぶとペリクルの色も変わり、柄もウェーブがなくなります。
4)キャスターの種類
BBキャスター、C7キャスターから選べます。基本仕様はBBキャスターです。C7キャスターは単体でも購入可能ですが、単体購入の場合、キャスターは1年保証となります。もともとC7キャスターが付属のアーロンチェアであれば、キャスターも12年保証が適用されます。しかし、C7キャスターが付属のアーロンチェアは在庫が薄いことが多いです。
5)腰のサポートパーツの種類
ランバーサポートかポスチャーフィットかを選べます。この2種類の説明はよくしていますが、もう一度改めて説明いたします。
ランバーサポートは腰椎をサポートします。ポスチャーフィットは仙骨をサポートしています。腰椎の場所は個人差があり、多くの人々を満足にサポートすることが難しい場合もあります。仙骨は人が座った状態である場所がほぼ固定されています。そのため、容易に多くの人々の仙骨をサポート出来るのです。仙骨を押して支えることにより、よい姿勢をキープすることが目的です。
現行はポスチャーフィットが主流であり、ランバーサポートは在庫が薄いことが多いです。
6)サイズ
A、B、Cの3サイズから選べます。
【選択によって固定されるもの】
この項目の本題はアームです。
ポリッシュドアルミニウムを選ぶことによって、アームは自動的に本革アームになります。本革アームは風合いもあり、手触りもいいのですが、ちょっとした落とし穴があります。表現的に落とし穴はよくないかもしれませんが、私は落とし穴だと思っています。本革アームは保証対象外です。通常使用における劣化であっても、保証対象外となってしまいます。本革アームは単体で購入すると送料込みで2万円ぐらいかかります。これは知らない方も多いので、保証修理時にびっくりされる方がほとんどです。
果たして分かりやすかったのか・・
【アーロンチェア ポスチャーフィット フル装備 Bサイズ グラファイトベース クラシックペリクル】
これが何を意味しているか、参考になりましたでしょうか?
その他、通常弊社では在庫があるものは【在庫有】の表記、入庫予定のあるものは【2017年○月●日入庫予定】と記載しています。それらの記載がないものは基本的にオーダーを頂いてからご用意いたします。メーカーに在庫があれば【約5営業日~】なければ受注生産ですので11週や16週とお時間を頂きます。
アーロンチェアは特に多くの種類があり、長い商品名がズラズラ並んでしまうんですよね・・。次回ご紹介いたしますが、ライトシリーズやリマスタード、最近あまり見ませんが、スタンダードというものもあります。これらが混じるともっと分かりづらくなりますので、まずはアーロンチェアから覚えていただきたく思います。
ではまた次回!