こんにちは、アーロンチェアの庄文堂、近内です。
今回はCBS社のクランプについてお話致します。
スプリットクランプにトップマウントクランプ、どういうケースで何を選ぶのか。よくわからないですよね。
設置方法もご紹介します。
クランプとは
そもそもクランプとは何なのか。
モニターアームをデスクに設置するために必要なパーツです。
このクランプをデスクに設置し、そこにモニターアームを挿しこんで使用します。
弊社で通常在庫として展開しているのはフロー、オーリン、リマの3種類のモニターアームです。
リマはクランプとポストが一体型ですので選択肢はないです。
そのため、フローとオーリンを設置するために必要となります。
必要な工具はいずれも4mmの六角レンチです。
アーム本体には付属していますが、クランプ単体には付属しておりません。
弊社で用意しているのはスプリットクランプとトップマウントクランプ、エクステンデッド ハイト スプリットクランプです。
製品としてグロメットタイプなども有りますが、施工の関係から弊社では扱っておりません。
机に穴を開けて設置するクランプ
他にもたくさんあります。でも弊社で扱うのは現状上記3種類です。
スプリットクランプとは
split(分割)という名前の通り、クランププレートパーツを分割させ、13-65mmのデスクに対応可能なクランプです。
セッティング方法としては分割させたパーツをどうつけるかによって4種類ございます。
デスク天板の厚みに合わせて調節してください。
ほとんどの場合このクランプで良いと思います。
クランププレートでデスクの天板に挟み込む必要があるため、デスク天板に障害物があるとそもそも設置出来ません。
挟み込めても約6cmほど挟み込むため、その間何にもぶつからないのが条件です。
ここは注意が必要です。
クランププレートにクランプパッドを装着し、下から4mmの六角レンチで締め上げて固定します。
トップマウントクランプとは
これもその名前のとおりです。12mm-25mmのデスクに対応可能なクランプです。
コの字のクランプを天板に挟み込み、隙間に応じてスペーサーを挟み込みます。
天板の厚みによってはスペーサーが無くても設置可能です。
スペーサーを上向きで使うか下向きで使うか、スペーサー無しかで3種類のセッティング方法があります。
デスク天板の厚みに合わせて調節してください。
上から4mmの六角レンチで締め上げて固定します。
上から締め上げるという楽さ、デスクの下にクランプが出っ張らないすっきり感でこちらを選択するというケースが考えられます。
今は廃盤になってしまっていますが、エンベロップデスクというデスクがこのトップマウントクランプしか設置出来ませんでした。
加えて対応出来る天板の厚みが薄いため、「エンベロップデスク用」とか「薄型デスク用」という説明が多いです。
薄型用って言えば薄型用なのですが、選択するメリットとしては前述した上から締め上げるという楽さがポイントなのかと思います。
これもスプリットクランプ同様、コの字のクランプをデスクの天板に挟み込む必要があるため、デスク天板に障害物があるとそもそも設置出来ません。
挟み込めても約5cmほど挟み込むため、その間何にもぶつからないのが条件です。
ここは注意が必要です。
正直スプリットクランプほど在庫を持っていませんが、最近需要が増えてきたという感覚があるため、少し厚めに展開していく予定です。
エクステンデッド ハイト スプリットクランプとは
これは前述したスプリットクランプなのですが、通常のクランプより20cm高い位置にアームをセットできます。
デスクライザーを使用する方向けです。
CBS社のデスクライザーだとモントという製品があります。
普段はこんな感じで、通常のクランプと大差ない見た目です。
デスクライザーを使用して立って作業するときに20cm底上げしたクランプが真価を発揮します。
それ以外の用途では、多くはないとは思いますが、デュアルモニターを縦にセッティングするというケースでしょうか。
ちなみに裏側はこんな感じです。
見やすいように、エクステンデッドハイトクランプをブラック、通常のクランプで設置している方をホワイトで撮影いたしました。
これらがエクステンデッドハイトで20cm高くすると出来る事です。が!
通常の横並びのデュアルセッティングも勿論出来ます。
ちなみに裏側はこんな感じ
通常のクランプの2倍の値段ですの考え物ですが、1本このクランプを持っていると、デスクライザー対応と縦セッティングが出来るようになります。最初にこれを買うのもありだと思っていますが、普通のクランプで十分な方の方が多いとは思います。そのため、そんなにたくさんの在庫は持っていません。
180度回転・360度回転の切替設定が便利
クランプの初期設定では、アームが180度回転するように設定されています。
大体の方は壁にデスクを沿わせていると思いますので、このままでいいです。
クランプに付いているストッパーを解除設定する事でアームが360度回転するようになります。
360度回転する事により、壁際でも180度では動かせなかった位置に設定できるようになります。
これが意外に便利なので、私は常時360度で良いと思っています。
最後に
いかがでしたでしょうか。
こういった仕組みで取り付けるようになります。
弊社では単体でも販売していますので、デスクを変えたりしてクランプを設置出来なくなったというケースにも対応できます。主にトップマウントからスプリットクランプへの変更になるとは思います。
また、ショールーム限定ですが、自宅のデスクに取り付ける事が出来るかどうか、サンプルの貸出も行っております。
それでは、また次回。