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仕様と詳細
品番:CN122AWAA CD91H93SY09
エンボディチェア:CN
機能:スタンダードハイト・ピクセル構造・リクライニング硬さ調節・リクライニング範囲設定・パッシブポスチャーフィット仙骨サポート・バックフィット調節・キッカー機能:122
アーム種類:アジャスタブルアーム:AWAA
ベース:ポリッシュドアルミニウム:CD
フレーム:ホワイト:91
キャスター:フローリング・カーペット兼用 トランスルーセント仕様 :H9
張地:シンク ダークミネラル:3SY09
保証期間:本体12年 シリンダー2年
弊社では自社倉庫にて製品の検品を行っております。ハーマンミラーの基準に加え、弊社の検品基準を通った製品を出荷しておりますが、輸送中の想定外の縦揺れ等の影響で思わぬ不具合を引き起こしてしまっているケースが確認されております。そのため製品が届きましたら、製品外装に加え、一度製品に着座して体重をかけた後、上下昇降・リクライニング等の動作確認をお願い致します。
フレームなどの樹脂部分にて、製造段階で別の色の樹脂が混じってしまったり、樹脂部分にチップが発生してしまったりしている個体が多くございます。ハーマンミラーの基準にて良品判定をされているものに関しましては良品として出荷させて頂きます。
座面の奥行が調節できる機能がございますので、深く座った際に、座面の先端が膝の裏にぶつかって痛くない座面の位置に調節してご利用ください。
ハーマンミラーが蓄積してきたシーティングの知識を全て体現する( = embody)という意味を込めて名付けられたエンボディチェア。座る事で健康になろうというコンセプトで設計され、デザイナーはアーロンチェアのデザインも担当したビル・スタンフと、ケイパーチェアの担当で脚光を浴びたジェフ・ウェバーの2人が担当。
背もたれは2層、座面は3層からなるピクセル状のマトリクスが体圧を均等に分散。背中の上部に体重をかけるとさらに深くリクライニングできる「キッカー」機能で着座中のストレッチも容易です。無意識な人の動きを妨げず、より身体を動かしやすい椅子となっています。
作業環境としては圧倒的にPCワーカー向けで、基本的に後傾姿勢で使用します。ポイントは作業時に視線を向ける対象物との距離です。モニターアーム等を使って適切な距離にする必要があります。
例えばコントローラーでゲームするという場合。エンボディチェアに座ってゲームをしている時に、コントローラーを持って膝に肘をついているとか、コントローラーを持ってデスクの上に肘をついているというような、背もたれから背中が離れてしまう時間が多ければ多いほど身体への負担が増えていきます。
ご自身の作業対象、作業環境に合わせてエンボディチェアを選択するようにしてください。
また、耐荷重は136kgですが、椅子が椅子として使用出来るという意味合いです。体重によって軋み音などは発生致します。
座りながらも動く事をサポートする、ビルスタンフが具現化した新しい境地
ハーマンミラーのオフィスチェアと言えば、多くの方がアーロンチェアの名前を挙げると思います。アーロンチェアのデザイナーであるビルスタンフが、時代とともに移り変わるオフィスシーンに一石を投じた作品が、このエンボディチェアです。アーロンチェアは「正しい座り方をサポートする椅子」ですが、エンボディチェアは「座りながらも動く事をサポートする椅子」です。人が無意識下で行う動きを妨げることなく呼吸の質を高め、多くの酸素を取り込む事で脳の活性化まで考えられた全く新しいアプローチのオフィスチェアです。
ピクセル構造で耐圧分散
ピクセルとは構造体を形成する点の単位です。背もたれと座面の構造体に採用されています。出っ張った部分や湾曲している部分など、体重がのる部分、着座時に対象にかかる・圧力はそれぞれ異なります。その圧力を点で支えて分散させる事で、血流を改善し、心拍数が安定、不快感を無くすことで集中力を高めます。
無意識下の動きを妨げない背もたれ
腕や肩が自由に動かせるように、エンボディチェアの背もたれは幅が狭くフレームがありません。横に捩じるような動きや無意識下の上半身の動きを妨げません。「バックフィット調節」機能により背骨のカーブに沿ったセッティングが可能で、背もたれを背骨のカーブに合わせる事で、頭を上下に動かし、無理に目線を合わせる事なく作業対象を見ることが出来ます。
動きを促すキッカー
背もたれによりかかり、さらに背上部に体重をかけると「キッカー」機能が作動します。首肩腰椎をストレッチし、胸を広げる事で呼吸しやすくなり、長時間の着座姿勢が原因で発症する可能性があるエコノミー症候群を回避します。リクライニングを使用することで股関節の圧迫、血流の阻害を回避することも重要です。
座面奥行き調整の目安
まずは仙骨をサポートするために深く座ります。深く座った状態で座面先端にふくらはぎがぶつからないよう座面の奥行を調整してください。ふくらはぎがぶつかると無意識下で「ふくらはぎがぶつからない場所に脚を外す/踏ん張って力が入って先端にふくらはぎがぶつかる」を繰り返してしまい、最終的に仙骨のサポートから離れた前側に座ってしまい、股関節の圧迫による血流の阻害、前かがみになることで胸が丸まり、呼吸の質の低下を招きます。
モニターアームでもっとエルゴノミクスにな環境に
モニターアームは多くの問題を解決するツールです。人間は見たいものに近づいていきますので、作業姿勢をとった状態で両手を前に伸ばし、親指の付け根ぐらいの位置にモニターを持ってきます。無意識下でモニターに近づくことを抑制するためです。高さはモニター上部と目線の高さを同じぐらいにします。そうすることによって頭を動かさずに全体が見えるようになります。
机の奥にあるモニターを見るために近づいて前かがみになってしまったり、ノートPCを見るために頭を下げてしまうと、腰や肩、首に負担がかかり、結果としてパフォーマンスが下がってしまいます。
機能説明
シートの高さ調節(ガス圧式)
座面右下の乳白色のつまみ
高くする:座面に座り、少しずつ腰を浮かしながらつまみを上下左右いずれかの方向に動かすと、座面が高くなります。希望の高さになったらつまみを離します。
低くする:座面に座った状態でつまみを上下左右いずれかの方向に動かすと座面が低くなります。希望の高さになったらつまみを離します。
※つまみの先端が、黒いノブの外側で止まる位、大きく動かして下さい。
※大腿部が床面と並行になる座面の高さが自然な着座姿勢となります。
座面奥行きの調節
座面前の左右にあるハンドル
縮める:左右のハンドルを両手で掴み、ハンドルを少し上に上げながら後ろにスライドさせます。
伸ばす:左右のハンドルを両手で掴み、ハンドルを少し上に上げながら前にスライドさせます。
※膝の裏側が座面の前縁に圧迫されないように奥行きを調節します。
※6箇所の奥行きから選択できます。
リクライニングの範囲設定
座面後ろ左下の黒いレバー
範囲を設定する:背もたれに寄りかからないで、レバーを上に上げます。範囲設定したい位置を3段階の中から選びます。(レバーは設定解除の状態を含めて4箇所で止める事ができます。)
設定を解除する:背もたれに寄りかからないで、レバーを下げます。(レバーが止まる一番下に下げます。)
※操作の方法を誤ると故障の原因となります。
※背もたれに寄りかかるのをやめると、背もたれの位置は元に戻ります。(固定ではありません)
リクライニングの硬さ調節
座面右下の乳白色つまみ外側の黒いノブ
硬くする:リクライニングの範囲設定を解除し、ノブを座った状態で前方向に回します。
柔らかくする:リクライニングの範囲設定を解除し、ノブを座った状態で後ろ方向に回します。
※背もたれに軽く寄りかかると、背中を支えながら傾き、戻るときには背もたれが自然についてくる程度が適度な固さです。
背もたれのカーブ調整(バックフィット調節)
座面後ろ右下の黒いノブ
小さくする:座った状態でノブを前方向に回します。
大きくする:座った状態でノブを後ろ方向に回します。
※背もたれを、各ユーザーによって異なる背骨のカーブに合わせます。
※まず背もたれのカーブを最も小さくします。(座った状態でノブを前方向に回します)。それから少しずつノブを後ろに回し、背もたれに体重がかかったところでとめてください。頭がやや前にあり目線がコンピュータ画面の中央下にあることを確認してください。背もたれが背中全体をサポートし、目線がコンピュータ画面に無理なく合うことが重要です。目線が床や天板を向いている場合はカーブ調節を大きくし、目線が天井などに向く場合はカーブの調節を小さくしてください。この調節を正しく行うことで、適度に腰椎がサポートされます。
※カーブが合わないと、肩や首に負担をかける場合があります。
アームの高さ調節
アームパッド外側下にあるボタン
高くする:ボタンを押しながらアームパッドを持ち、上に上げます。希望の高さになったらボタンを離します。
低くする:ボタンを押しながらアームパッドを持ち、下に下げます。希望の高さになったらボタンを離します。
※前腕をアームパッドに置いて、肩が上がらない高さに調節してください。
※10箇所の高さから選択できます。
アーム幅調節
アームパッド
広くする:アームパッドを両手で掴みながら内側から外側へ押します。
狭くする:アームパッドを両手で掴みながら外側から内側へ押します。
※肘が肩と同じ幅になるように調節してください。
※アームパッドは腕置きです。離席時に体重を掛けて上がることは避けてください。
エンボディチェア メーカー動画
英語版
庄文堂の倉庫と検品方法のご紹介
自社倉庫
アーロンチェアの庄文堂では、自社で在庫を保有・管理するための倉庫を用意し、ハーマンミラージャパンより入庫した製品を1点ずつ検品、出荷まで丁寧に管理しております。
検品動画
アーロンチェアの庄文堂では、自社倉庫にて入庫時に検品をおこなっています。
※着座やリクライニング時に発生する動作音は個体差が存在するため検品を行っておりません。ご了承くださいませ。