ミッドセンチュリーモダン

左からジョージネルソン、エドワード・ウォームリー、エーロ・サーリネン、ハリー・ベルトレイア、チャールズ・イームズ、ジェンス・リゾム.

ミッドセンチュリーモダンとは

数年前から人気が再燃していたミッドセンチュリーモダン。

時代的には1945年〜1970年辺りに流行したスタイルです。

WW2が終結し、兵士たちが家庭を持ち、住宅市場の拡大などの背景から需要が拡大。

軍事から派生した技術革新も大戦中に確立。コスト削減を前提とした大量生産が可能になりました。

需要が拡大しつつも、デザインにも気を使う事も忘れません。

当時のアメリカには、

ヒトラーによって弾圧された世界的にデザインの影響を与えたバウハウスの関係者がアメリカに亡命していた事もあり、

デザインの普及にそう時間はかかりませんでした。

戦後のアメリカをモダンにしたいという願いや想いがミッドセンチュリーモダンを具現化していきました。

ミッドセンチュリーモダンの特徴

ww2終結後に普及した事もあって、

大戦中に開発された素材や合板などを使用した軽快なデザインが特徴です。

曲線的なデザインが多く、プラスチックが主に使用されておりました。

だからといって100%人工的な素材だけではなく、

自然のものも多く取り入れ、未来と環境との架け橋となる想いが込められています。

ミッドセンチュリー文化のデザイナー

チャールズ&レイ・イームズ、ジョージ・ネルソン、イサム・ノグチ、アルネ・ヤコブセンなどなど、
著名なデザイナーとして知られています。

主に、アメリカの豊かな生産環境から基軸に乗った文化ですので優れたデザイナーが生まれたのはアメリカ人が中心です。
しかし、欧州などから渡ってきたデザイナーなどもいました。

こんな人におすすめ

とにかくムダな部分をそぎ落としたフォルムなどが多く、シンプルです。

無駄な装飾な少なく、無駄がないのが好きな方にお勧めです。

無駄なものが少ないので、長期間飽きることなく使用できる事でしょう。

少しでも興味がある方は、どういう雰囲気の家具なのかを検索してみてはいかがでしょうか?

無数にあるのでどれか一つ位は好みにあったものがあるかと思います。

少しラフに思えたり、合理的に思えたり、いろいろな角度から楽しめると思います。

家具だけではなくグラフィックデザインにも影響しております。

ただ、決して安い代物ではないという事だけ最後に書き添えて終わります。