アーロンチェア リマスタード はどう変わったのか ~その3~

こんにちは、アーロンチェアの庄文堂:お客様担当 近内です。
「アーロンチェア リマスタード はどう変わったのか」と題しまして、3回に分けてご紹介したいと思います。

今回ご説明するのは「アーム可動域の増加」「リクライニング硬さ調整」「リクライニングと前傾設定」

アーム可動域の増加

アーロンチェア リマスタードでは、アームの可動域が増えました。
従来の上下昇降、水平方向の首振りに加えて、前後方向のスライドが追加されました。
これにより、デスクに収まりづらいという状況が改善されます。
また、以前のアーロンチェアはアームの上下昇降がとても「いびつな動き」をしていました。
アーロンチェア リマスタードでは上下昇降の動きがスムーズになり、ストレスを感じることなく調整できます。

リクライニング硬さ調整

アーロンチェア リマスタードでは、リクライニングの硬さ調整が大幅に簡易化されました。

以前のアーロンチェアでは、リクライニング調整レバーを約60回程度まで回して調整する事が出来ました。
とても細かく調整出来たといえばそれまでなのですが、座りながら回して調整するため通常1回の動作で半回転。それを繰り返すと約60回転させるために、レバーを約100回以上も操作しなければなりませんでした。正直、何回転したか忘れてしまった。という状況でした。
アーロンチェア リマスタードでは、劇的に減少し、約12~13回で調整できるようになりました。
これは、以前のアーロンチェアがキネマットチルト機構を採用していたのに対し、アーロンチェア リマスタードではハーモニックチルト機構を採用したことに起因します。調整幅が劇的に減少しても、しっかりと調整の効果が見えるようになりました。

リクライニングと前傾設定

アーロンチェア リマスタードでは、リクライニング範囲・前傾設定が視覚的にもわかりやすく、操作性もアップしました。

リクライニング範囲設定と前傾チルト設定が1本の操作レバーにまとめられ、以前のレバー式操作から、ダイヤル式操作になっています。内側が4段階のリクライニング範囲設定、外側が前傾チルト設定です。
基本的な操作方法は以前と変わらず、リクライニング中に前傾チルトダイヤルを回すと前傾チルトが作動します。
人間は集中して物事を行うとき、少し前のめりな姿勢になりがちです。
前傾チルトはいわゆる「中腰の姿勢」を擬似的に作り出し、瞬発性の動きをサポートします。
前傾時はチェアの高さを少し上げることをお勧めします。より集中した濃い内容の作業が出来るでしょう。

参考までに、座面の上下昇降レバーもデザインが変更になっています。
どのパーツも少しソフトな印象になりましたね。

やっぱり一度座って欲しい

3回に渡ってアーロンチェアリマスタードをご紹介してきました。
現在、アーロンチェアリマスタードはハーマンミラー社認定資格「エルゴノミックアドバイザー」が在籍する店舗でのみ、先行販売をしています。
ショールームではアーロンチェアリマスタード 全3色を展示しております。
是非ご来場の上、アーロンチェアリマスタードをご体感ください。