こんにちは、アーロンチェアの庄文堂、近内です。
リマを紹介したあと、なんだかんだでフローとオーリンをしっかり紹介していなかったなと思いました。
前回はフローでしたが、今回はオーリンを紹介いたします。
ホワイトもブラックも、ラップトップマウント(ノートパソコンをモニターアームに付けるパーツ)も在庫として保有しています。
シルバーはごめんなさい・・取り寄せです。
モニターアームの重要性
モニターアームは快適なワークプレイスを作る上で非常に重要なピースです。
適切な位置に設定されていないモニターで作業をしていると、腰や背中、肩や首にダメージを与える事になります。
例として多いのはノートパソコンをそのまま使用する事ですね。
ノートパソコンはモニターがどうしても自分の目線より下にありますので、それを見るため頭が下がります。
頭が下がると首も曲って、背中が背もたれから離れます。
上半身に荷重がかかり、無理に筋肉を使ってしまうばかりか、猫背を誘発させてしまいますのでお気を付けください。
(Ergonomics) 人間工学-視覚ディスプレイ(JA) from Colebrook Bosson Saunders on Vimeo.
このケースの解決策の1つとしては、ノートパソコンとは別にモニターを用意することでしょうか。
キーボードも別で用意した方が何かと便利です。
※ノートパソコンをマウントするのも良いですよ。CBSだとオリプラとか。
Oripura – Portable and Foldable Laptop Stand from Colebrook Bosson Saunders on Vimeo.
目線の高さに合わせる事で頭も上がりますので、首も勿論適切な位置をキープ、背もたれにしっかり背中を付け、体重を預ける事で、上半身の荷重を分散させることが出来るようになります。
この流れで呼吸の話(酸素供給の話)もありますが、文章にしてみるとなんとも分かりにくかったので割愛します。
オーリンってどんな人におすすめ?
オーリンは0kg~9kgまで(重心が通常と異なるモニターは除く)をサポートするダイナミックタイプのモニターアームです。
CBS Ollin Process Video Japanese from Colebrook Bosson Saunders on Vimeo.
Ollin Animation from Colebrook Bosson Saunders on Vimeo.
六角レンチで簡単に調節が出来るウエイトコントロールゲージを適切に設定すれば、指1本で驚くほどスムーズに位置の調整ができます。
縦置き・横置きの回転もスムーズに設定可能、後方に最大80度、前方に最大10度傾けることが可能でタッチスクリーンでの使用時もサポートします。
また、独自のテクニカルコード(バネ)を採用し固定力が落ちる事もありません。
フローと比べて関節が1つ多い事もあり、水平に26.5インチ(約673mm)垂直に13.5インチ(約343mm)と広範囲に動かすことが出来ます。
つまり、同僚とスクリーンをシェアしたり、作業内容によって頻繁にモニターの位置を動かしたりする環境下では最高峰のツールとなりえます。
設置方法
まずはクランプの設置ですね。
クランプについてはこちらの記事を参照してください。
このクランプに挿すだけです。
一度挿したアームを取り外す際は力で引っ張ります。これがまた中々抜けないんですよね。
まあ、あまり抜くことは無いとは思いますが・・
デスクを壁に付けていない場合は360度ターンが出来るようにした方が便利だとは思います。
ちなみにデュアル用のクランプがありますが、シングル2本を別々に付けた方が使いまわしが圧倒的に良いです。
調整方法
絶対調整しなければいけない箇所はウエイトコントロールゲージですね。
必要な工具は4mmの六角レンチで、アーム本体に付属しています。
マウントするモニターの重さに合わせた目盛りに緑色の目印が来るまで回します。
3kgのモニターですと【3】の目盛りの部分です。
この設定を行う事で、動かしたモニターがピタッと止まります。
オーリンには調整箇所を隠す「アジャスターカバー」いうパーツが標準で付いています。
このカバーをしたうえからでも調整可能です。
また、ツールフリーアジャストという機能があり、上記のウエイトコントロール設定を行う際、レンチが無くても出来るようにもなっております。
黒いホイール上のパーツです。
あまり動かしていない状態ですと固着気味になりますので、硬くて動かない時は素直にレンチを使ってください。
レンチで一度緩めると手でも操作できるようになるかと思います。
言わずもがなですが、レンチを使った方が早いです。
もう一つはヘッドの強度ですね。
モニターによっては重さにより手前に傾いてしまう事がございます。
製造時に固さは適度に設定されておりますが、傾いた場合はアーム側、ヘッド部分左右両方のネジを締めて調整してください。
あえて下向きにしたい時もこの調節を行います。
この箇所も付属の4mmレンチでOKです。
このネジは締め過ぎないように注意してくださいね。
ラップトップマウント(ノートパソコンをモニターアームに付けるパーツ)について
リマにはリマ用の製品がございますが、フローにはオーリンと共用のラップトップマウントがございます。
ノートパソコンとタブレットをマウントできます。
Ollin Laptop Mount Animaion from Colebrook Bosson Saunders on Vimeo.
オーリンは最低荷重が0kgですので、紙もセットできます。
状況に応じて、パソコンをマウントしたり
タブレットをマウントしたり
本をマウントしたりと、色々出来ます。
最後に
いかがでしたでしょうか。
私はショールームで必ずモニターアームについても言及しますが、ほとんどの方がフロー・オーリンを触って衝撃を受けている印象です。
是非実物を触りに来てほしいですね。
それでは、また、次回。