ハーマンミラー社の品質保証について アーロンチェア編①

こんにちは、アーロンチェアの庄文堂:お客様担当 近内です。今回は、弊社でもっとも販売数の多い、アーロンチェアに関する修理をご紹介いたします。お客様から頂いた写真も織り交ぜながら進めていきますので、アーロンチェアをご愛用頂いている方は、自分のチェアをチェックしながらご覧ください。

購入当時の座り心地を取り戻すために

一番多い修理箇所は【バナナクッション】

前回のブログでも紹介いたしましたが、なんと言っても一番多い修理依頼は、この【バナナクッション】というパーツです。こちらは座面先端下に収納された、スポンジ状のフォームクッションです。新品の写真を掲載します。

DSC_0191

このバナナクッションが劣化すると、座面ペリクルの張りが弱まり、本来の座り心地や張りを感じることが出来なくなってしまいます。こちらは普段座っている状態では見えにくい場所にあるため、気がつかない事が多い箇所です。こまめにチェックして頂くことをおすすめしております。バナナクッションは両面テープでペリクル下に止めているため、チェックのために外してしまうと、再度収納するのが難しいケースも想定されます。座面下を覗いて確認してみてください。劣化していると覗いた際にこのような状態になっています。

バナナクッション破損2

こちらはお客様自身で交換可能なパーツとなっておりますので、保証申請を頂いた後、お客様お手元にパーツだけお手配させていただきます。

 

腰をサポートする【ポスチャーフィット】と【ランバーサポート】

腰をサポートする機能として、アーロンチェアには2タイプのサポートパーツがございます。発売当初採用されていた【ランバーサポート】と、その後継となる【ポスチャーフィット】です。
こちらのパーツはどちらか一方が採用されております。

ランバーサポートとポスチャーフィット

まずはランバーサポートです。ランバーサポートの破損事例としては、クラックが最も多いかと思います。下記の写真のように、パックリ割れてしまっています。

2011/ 7/22 16:21

次にポスチャーフィットです。こちらは主に2種類の事例に分かれます。1つ目はパッド部分のスポンジ状のクッションが劣化してしまうこと。こちらは見た目にわかる場合と、わからない場合がございます。下記の写真は、左が良品、右が劣化品です。

よく見ていただけるとわかるように、右のスポンジは剥離を起こしています。しかもこの劣化品は、指でスポンジを押しても跳ね返りが弱いのです。すでに弾力も失われており、本来のパフォーマンスを発揮しているとはお世辞にも言えない状態です。

腰のサポートに直結しているパーツですので、こまめにチェックして頂くことをおすすめしております。こちらもバナナクッションと同様に、お客様自身で交換可能なパーツとなっておりますので、保証申請を頂いた後、お客様お手元にパーツだけお手配させていただきます。

【アームレスト】がガタついてくる事もあります

アーロンチェアのフル装備はアームが稼働いたします。この稼働部分が長年の使用によってガタついてくる事例も確認されております。
アームを上下しているうちに、アームの高さを調整するレバー部分が上手く働かなくなってしまうのです。
アームの調整部分も一度マイナーチェンジが行われています。発売当初はダイヤル式でしたが、より調整しやすい現在の形に変更となりました。

アーム調整今昔

少しグラつくという症状から始まって、最終的には固定できなくなってしまうという事もございますので、違和感を感じましたらお問い合わせください。このガタつきに関しましては、メンテナンスで製品をお預かりして確認と整備を行わせていただいております。ですので、最低でも3週間ほどお時間を頂戴致します。

少しでも気になったら御連絡ください

お座りいただいているチェアが少しでも、調子が悪いな!と感じたならば、お気軽に御連絡ください。アーロンチェアは12年保証。常に最高の状態でお座り頂くために、今回のブログを参考にご自身でチェックいただけると幸いです。次回はアーロンチェアの座面、背もたれなどの事例をご紹介いたします。